Keitaです。7月が始まって間もないのにもう静岡では40℃に達する異常な猛暑!皆様いかがお過ごしでしょうか。
僕の自室にはクーラーがないのでクーラーのある畳の部屋に引っ越して生活をしております。
どれだけ暑くてもオーダーが入れば焙煎もしますし自分用の焙煎豆が減ってきたら焙煎しています。コーヒー焙煎士の宿命ですね。
「暑いなぁ。コーヒー煎るかぁ。」なんて支離滅裂な思考言動も日常茶飯事です(笑)
さて、今回はその焙煎で僕が使っている焙煎機KAKACOOについて紹介したいと思います。
これまで焙煎中の写真や動画、ガラスの掃除過程など色々写ってはいましたが詳しく紹介はしてなかったので、いい機会かと思いまして。
KAKACOO焙煎機本体は3万ちょいで購入できます。
リンクはこちら↓
焙煎機本体の内容です。
左上から焙煎器の持ち手+本体
右上はホルダーと回転装置
左下が蓋と投入口
右下がガラスドラムです。
持ち手の内側はこんな感じです。三本の柱で支えています。
焙煎をしていると豆が柱とガラスの間に挟まった上で膨張して取り出せなくなることがしばしばあります。
底の部分が黒いは重曹でも多分取れないので諦めています。
こんな感じでガラスをかぶせます。
付属のネジを柱の穴に入れれば回転してもズレることはなくなります。
生豆を投入するときは付属のロート(漏斗)を投入口に付けて入れます。
全体的に大きくないため豆を入れる容器、皿の形によっては相性が悪いことが多いです。どうにか口のサイズはほぼ同じでもう少し全体的に大きいロートが欲しいところ。
ドラムのホルダーと回転機です。温度計もくっついています。
温度計です。割としっかり器内の温度を出してくれます。
しかしドラムの温度と豆の温度はイコールではないので注意が必要です。
ドラムをセットするとこんな感じです。
左側の温度計の棒を投入口に入れながらセットをします。
投入口には温度計の位置を固定する金具があるのですがしっかり固定しないと回転中に金属が擦れる音がするで注意が必要です。
回転機のスイッチです。プラグを挿してここを押すとドラムが回転を始めます。
回転機のギアと持ち手のギアが噛み合うことで回転します。
カセットコンロに乗せるとこんな感じです。
KAKACOOを使う上でもっとも重要なことのなのですが、
家にあるガスコンロに自動火力調節機能が付いている場合、勝手に火を弱めてしまうため、焙煎のプロファイル(温度上昇の内容)が乱れることがあります。僕はこれで何度か痛い目にあいました。
手動で自動火力調節をOFFにしても意味がなかったのでカセットコンロを購入して使っています。この方法なら安心・・・・と言いたいのですが中途半端にガスの残ったボンベを使うと焙煎途中にガスが切れて大慌てでボンベの取り替え作業が必要になるので常に新しいガスを使うか、いつでも取り替えられるよう構えるかの二択になります。
しかし僕の家でのやり方だとガスボンベの蓋が回転機で覆われてしまうので取り替えが大変手間です。
この向きでならスムーズにできるのですがそうすると持ち手が遠くに行ってしまう、スイッチも反対側になるというジレンマが・・・・
・・・・とここまで愛機に対する不満点がやたら出ている気がしますが、良いところとして
1・本体が透明なので豆の色が良く見える
2・小型なので手入れが楽(掃除の記録はこちら↓)
3・個人で少量のローストをするのに向いている
4・コーヒー豆以外も焙煎できる(過去ブログはこちら↓)
というのは感じている不満をチャラにできるくらいです。
ただ、この先焙煎業を本格化、後々業務拡大をするなら業務用の焙煎機が必要になると思うので、その場合は「サンプルロースター」として使いたいと思います。
おまけ
KAKACOOが販売しているコーヒー豆の冷却器も紹介しておきます。
使い方はシンプルで焙煎した豆を網に乗せてスイッチを押すだけです。
中のファンが上から下に空気を流すので豆が舞ったりすることはありません。
熱を空冷で奪うことで急速で豆の焙煎を止めることができます。
空冷初期は下から熱風が出るので近くに物を置かない方がいいです。(そんなにひどいことになったことはないですが)
上から見るとこんな感じです。
網目が比較的細かいので豆が網を通ることはまずないです。
ただし豆のチャフはバンバン落ちて網の下に溜まるのでこまめに捨てないと詰まります。詰まると空冷の効きが悪くなるので毎回掃除した方が良いです。
パーツはこの2つに電源ケーブルだけです。
余計なものが一切ないシンプルで良い道具です。
良い焙煎は良い腕と良い道具と良い豆からですね。もっと腕を磨きたいと思います。
それではまた!熱いので水分とってくださいね!ノシ