Keitaです。
先月のSCAJ2023の記事でも軽く書いたのですが、
カリタブースが出している「ロボットアームによるコーヒーのハンドドリップ」
があまりにも衝撃的だったのでこの記事で深堀しようと思います。
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— Keitacoffeelog (@keitacoffelog) 2023年11月21日
ロボットドリップのここがすごい
・ピッタシの時間計測
・寸分違わぬ量の計算
・新しい付加価値
・高いクオリティ
・高い味の再現性
ロボットドリップの懸念点
・バリスタはお役御免?
・メンテナンスは大丈夫?
・存在しないコミュニケーション
・ピッタシの時間計測
ロボットアームはあらかじめドリップの仕方や「何秒注いだら一旦止める、何分で切り上げる」などがプログラミングされているはずなので、基本的に決められた時間を守ってくれます。なので毎回作る味の再現性はすごく高いと思います。
・寸分違わぬ量の計算
ロボットアームは粉の軽量もビシッとやってくれます。
僕も細かいところまでは解りませんが、ほぼ1g誤差もないのかなと思ってます。
・新しい付加価値
現代では基本的に人間の手によるハンドドリップが主流です。
というかロボットアームによるコーヒーの提供はまだどこのお店でも
見れないと思います(笑)
勿論自販機で自動で注いでくれるコーヒーマシンはありますが、それとは別種の
存在なので自販機の話は除外します。
街中でコーヒーを飲もうとしたときに、「ロボットが1から10まで作って提供してくれる」って、ちょっと面白そうだと思いませんか?個人的に一杯600円くらいまでならお金出して飲んでみたいです。
・高いクオリティ
ロボットアームはドリップをする人のコンディション等に左右されません。
なので前述したドリップの時間、粉の量と合わせて「毎回同じ味を一定で出し続ける」ことが出来るので味にブレがありません。これはロボットだから出来るアドバンテージだと思います。
ロボットアームの懸念点
・バリスタはお役御免?
今はまだ手探りなロボットアームのドリップもいつか広く普及する時が来るかもしれません。一概にバリスタが居なくなるとは思えませんが、ある程度大きいカフェなら1店に1台ロボットアームがあるかもしれません。
もしかしたら「人が淹れるコーヒーだからこそ価値がある」という時代が来るのかもしれませんね。
・メンテナンスは大丈夫?
ロボットアームは疲れ知らずと言ってもやはり定期的にメンテナンスが必要になります。人間がコンディションと整えるようにマシンも同様です。
そこでロボットのメンテナンスの頻度が多いと人の手によるドリップとどちらがコスト安かは割と悩ましい気もします。
・存在しないコミュニケーション
人の手によるドリップの良さにお客さんと店員さんのコミュニケーションがあることだと思います。SCAJのドリップ大会でも淹れる方はコーヒーについて様々な知識を語りながら作業をします。
ロボットでは無言でドリップするだけなので会話が存在しません。
およそ3分ほど無言で淹れられるコーヒーを黙って見てるしかないです。
長くなりましたがロボットアームの良さは
・高いクオリティと再現性
・新しい付加価値
があり、デメリットとして
・メンテナンス頻度
・ゼロコミュニケーション
があると思います。
多分ですが来年のSCAJにも出ると思うので、この記事を見て興味を持った方は是非会場に足を運んでみてください。